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口腔ケア新聞10月号 口の中の汚れについて
汚れをきれいにする理由は?

歯を失う2大原因の”むし歯”と”歯周病”は、どちらも口の中の細菌が
原因の病気です。
口の中の汚れは、病原菌増殖の温床となるので、
歯みがきが必要になります。また要介護高齢者の口の中は非常に
汚れが溜まりやすい環境にあり、体の抵抗力も低下するので、
健常者では見られない細菌も検出されることがあります。
例えば、緑膿菌、カンジタ菌、肺炎菌、セラチア菌・・・。
これらは呼吸器感染症や心疾患のリスクを増大させます。

口の動きの低下は危険信号!!

通常、口の中は唾液分泌によって、自浄作用が働いて、
食べかすを洗いながしますが、高齢者の場合、老化や薬の副作用で
唾液の分泌量が減少します。また、噛む、話す、舌を動かすなど口の動きの
低下も唾液量の減少となります。病気や障害を抱えている要介護者の
場合、自分できちんと歯磨きしないことや介護者が身体の介護で
手一杯となり、口腔ケアまで充分手が行き届かないということも
汚れがひどくなる一因です。細菌は口の中で、いろいろな種類のものが
集まってバイオフィルムという複合体を作ります。歯垢や入れ歯の
ヌルヌルもバイオフィルムです。バイオフィルムは抗生剤や殺菌剤、
免疫も効かず、とってもやっかいなものです。

専門的クリーニングが必須!!

歯の表面や根っこ部分に強固に付着したバイオフィルムを取り除くには、
PMCTという歯科衛生士の行う専門的な歯面清掃が必須となります。
要介護高齢者では、誤嚥性肺炎のリスクが高くなることから、
厚生労働省も定期的な専門家による口腔ケアの実施を推進しています。
投稿者 admin (2012年9月21日 16:07) | PermaLink

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